長老
出典: MormonWiki
末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教会)において、長老の職はメルキゼデク神権(「大神権」とも呼ばれている)の一つの職です。それは神権の中のある地位を示しているので、この神権保持者を位置づける肩書きなのです。教会の中央幹部やモルモンの宣教師たちはこの肩書きで呼ばれています。 長老.
歴史的概要
聖書には、「長老」という言葉はいくつかの違った意味で使われています。旧約聖書では、長老という言葉は一般に部族の年長者を意味するときに使われています。これらの男性は通常政治や物事を決定する責任を担っていました。年長であることでその勧告が重視されましたが、この地位は必ずしも神権の召しとは限りませんでした。(創世5::7; ヨシュア20:4;ルツ 4:2参照)
聖任された長老、またはメルキゼデク神権を受けるように神から召された人々についても、旧約聖書に書かれています。出エジプト24:9-11がその一例です。
「こうしてモーセはアロン、ナダブ、アビウ、およびイスラエルの七十人の長老たちと共にのぼって行った。そして、彼らがイスラエルの神を見ると、その足の下にはサファイアの敷石のごとき物があり、澄み渡るおおぞらのようであった。神はイスラエルの人々の指導者たちを手にかけられなかったので、彼らは神を見て、飲み食いした。」
聖任された長老たちはモルモン書にも出てきます。アルマ4:7には、こう書かれています。
「これは、アルマにとっても、またアルマから教会を見守る教師や祭司、長老の職に任じられた多くの人にとっても、ひどい苦痛の種であった。彼らの多くは、すでに悪が教会の人々の中に入り始めているのを見て、非常に嘆いた」。
教会の長老と呼ばれた弟子たちが祭司と教師を聖任した方法は、次のとおりである」と書かれているモロナイ3:1は、モルモン書の人々がメルキゼデク神権を持っていたことを証明しています。この聖句から、長老として神権を持っていた人は小神権またはアロン神権者を聖任できることがわかります。
悪とともに背教が起こり、神権が失われました。そしてジョセフ・スミスが末の日にキリストの教会を再建したのです。教義と聖約20:2-3には、ジョセフ・スミスとオリバー・カウドリ が末の日になって最初に聖任された長老であったことが書かれています。「この命令は、神から召されて、イエス・キリストの使徒に聖任され、この教会の第一の長老となったジョセフ・スミス・ジュニアと、また、イエス・キリストの使徒となり、この教会の第二の長老となるために神から召され、ジョセフ・スミス・ジュニアの手の下で聖任されたオリバー・カウドリに与えられた。」
義務
今日の教会における長老の義務は教義と聖約20:38-45に記されています。:
- 「長老と祭司、教師、執事、およびキリストの教会の会員の義務は、次のとおりである。すなわち、使徒は長老であり、その召しはバプテスマを施し、他の長老や祭司、教師、執事を聖任し、キリストの肉と血の象徴であるパンとぶどう酒の式を執行し、バプテスマを受けて教会に入る人々に、聖文にあるとおりに、火と聖霊によるバプテスマの按手による確認を行い、教え、説き明かし、勧め、バプテスマを施し、教会員を見守り、按手と聖霊の授与によって教会員を確認し、またすべての集会を指導することである。長老は、神の戒めと啓示にあるとおりに、聖霊に導かれるままに集会を執り行わなければならない。」
長老たちにはまた、世界の国々の人々に福音を宣べ伝える義務があります。
