聖霊の賜物

出典: MormonWiki

末日聖徒イエス・キリスト教会の信仰箇条第四条は、「福音の第一原則儀式とは、第一に主イエス・キリストを信じる信仰、第二に悔い改め、第三に罪の赦しのために水に沈めるバプテスマ、第四に聖霊の賜物を授けるための按手であることを信じる。」と宣言しています。

水に沈めるバプテスマに続いて、バプテスマを受けた人は「確認」を受けます。すなわち正当な権能を持つ神権者がその人の頭の上に手を置いて(按手)、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員として確認することです。これと同時に、その個人は聖霊の賜物を授けられます。末日聖徒はこの賜物とこれに伴う祝福として、その人がこの賜物にふさわしい生活をしている限り、教導者及び守護者として常に聖霊を伴侶とする権利を受けます。

ジョセフ・スミスは、聖霊の影響について、福音の真実性を証明するために神から確信を得る力であると説明し、この聖霊の影響力はバプテスマを受ける前に誰でも受けることができるけれども、聖霊の賜物、すなわち聖霊を常に伴侶とする権利はバプテスマを受けた後でのみ得られると教えました。その教えの中でジョセフ・スミスは、「罪の赦しと聖霊を得るという観点からバプテスマを施さないなら、砂袋を人としてバプテスマしても同じだ。水によるバプテスマは、バプテスマの半分でしかなく、別の半分である聖霊によるバプテスマを受けなければ何の役にも立たない。」と説明しました(「預言者ジョセフ・スミスの教え」(英文)、314)。

バプテスマを受ける前に、人はイエス・キリストの福音、聖典、生ける預言者の言葉が真実であることいついて聖霊の証を受けるはずです。しかしその人がバプテスマを受けるという戒めに従うまでは完全に聖霊の力に満たされることはありません。バプテスマを受けた後にだけ、聖霊の賜物を正当な神権者から確認されて受けることができます。確認の儀式を受けたとしても、不義な人の心の中には聖霊は住まうことはできないので、もしその人が、聖霊の賜物を受けるにふさわしくなければ聖霊を受けることができません。従って、聖霊が常に伴侶となる権利は、バプテスマの直後か、バプテスマに続いて聖霊の賜物を受ける人が清くふさわしい状態でなければこの約束を受けることができません。ですからもし聖霊の賜物を受けた人がその後、清く従順でなければ、聖霊はその人から退きます(コリント人への第一の手紙3:16-17参照)。