神権時代
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福音の神権時代とは、主が聖なる神権の鍵を持つ少なくとも一人の権威ある僕を地上に置かれる時代の区切りを指し、その期間に特定の長さはありません。そして、この神の僕である預言者は、人類に福音を教え広めるよう神から委任を受けています。新しい神権時代が開かれると、人類が福音の知識と救いの計画を知るために昔の神権時代に頼らなくても、現在の神権時代に与えられた啓示から祝福を受けられるよう、主は新たに福音を人類に啓示されます。
神権時代は、しばしばその時代の先頭に立つ神の僕に関りを持っています。旧約聖書の時代には、アダム、エノク、ノア、アブラハム、及びモーセらのすべてが、新しい神権時代の頭と見なされていました。イエス・キリストが地上においでになった時、イエスが頭として開かれた別の神権時代が到来しました。またこの末の世には、主は預言者ジョセフ・スミスを召され、「時満ちる神権時代」として知られる最後の神権時代を開かれました。
これに加えて、モルモン書にはニーファイ人とヤレド人の神権時代が記録されており、これと平行してイスラエルの失われた十部族の中にも福音の神権時代がありました。メルキゼデク神権の名の由来となったメルキゼデクも、バプテスマのヨハネ同様、神権時代の頭として数えることができます。この二人の神権者は、聖なる神権を持ち、人々に福音を教え、各々の時代における特別の神権者でした。この他にも神権を持ち福音を知っていた主の預言者が大勢います。ほとんど知られてはいませんが、アベル、イザヤス、ガド、エレミ、カレブ、エテロ、ゼノク、ゼノスらも恐らくは神権時代の頭であったと思われます。
それぞれの神権時代には、各々の特色があります。例えばアダムは、地上に人類をもたらし、エノクの人々は天に取り上げられました。イエスは人類全体にイエス・キリストの贖罪と復活をもたらす為に神権時代を開かれ、地上での神のみ業が行われる絶頂の神権時代には、ジョセフ・スミスが回復の為に預言者として召されました。聖書には、旧約時代の預言者や族長らについての歴史的情報が記録されている一方、末日に授けられた啓示には、昔の神権時代の指導者たちがすべてイエス・キリストの福音を持ち、キリストによって預言者としてめされ聖任されたことが明瞭にされています。
参考聖句
- 「それは、主のみ前から慰めの時がきて、あなたがたのためにあらかじめ定めてあったキリストなるイエスを、神がつかわして下さるためである。このイエスは、神が聖なる預言者たちの口をとおして、昔から預言しておられた万物更新の時まで、天にとどめておかれねばならなかった。」(使徒行伝3:20-21)
- 「それは、時の満ちるに及んで実現されるご計画にほかならない。それによって、神は天にあるもの地にあるものを、ことごとく、キリストにあって一つに帰せしめようとされたのである。」(エペソ人への手紙1:10)
- 「すなわち、終わりの時代のために、また天にあるものと地にあるもtののすべてを一つに集める時満ちたる時代のために、わたしの王国の鍵と福音の神権時代・・・」 (教義と聖約 27:13)
- 「今や訪れようとしている時満ちたる神権時代の到来に当たって、アダムの時代から現在に至るまでの、神権時代と鍵と力と栄光のすべての、ことごとくの、完全な和合と結合が起こり、示されることが必要だからです。またこれだけではなく、世の初めからまだ一度も示されておらず、知恵のある者や賢い者から隠されてきた数々の事柄も、この時満ちたる神権時代には、みどりごや乳飲み子に示されることでしょう。・・・また、それぞれの神権時代と権利、鍵、誉れ、尊厳と栄光、神権の力について宣言し、またここにも少し、そこにも少しと、教えに教え、訓戒に訓戒を加え、また来るべき事柄を宣言することによってわたしたちに慰めを与え、わたしたちの希望を確かなものとして・・・」 (教義と聖約 128:18,21)
福音の神権時代
第一の神権時代
- アダム—セツ—エノス—カイナン—マハラリール—ヤレド = 6世代(歴代誌1:3参照)
第二の神権時代
- エノク—メトセラ—ラメク = 3世代 (歴代誌上1:3参照)
第三の神権時代
- ノア—セム—アルパクサデ—シラ—エベル—ペレグ—リウ—セルグ—ナホル—テラ = 10 世代(創世記11章参照)
第四の神権時代
- アブラハム—イサク—ヤコブ—レビ—コハテ—アムラム = 6 世代 (歴代誌上6:2参照)
第五の神権時代
- モーセ—to ダビデ—エコニヤ—イエス・キリスト — = (アブラハムからダビデまで14代、ダビデからエコニヤまで14 代 [バビロン捕囚]; エコニヤからキリストまで14 代、マタイ1章参照)
第六の神権時代
- 十二使徒
第七の神権時代
- ジョセフ・スミス