神の子としての資質
出典: MormonWiki
「人間のもつ神から受け継いだ可能性についての末日聖徒の信条」
神の資質、または神の性質とは、神に関わっており、換言すると神の持っておられる性質を指しています。末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は、永遠進歩の計画という救いの計画を通して、人類が神の持っておられる資質を培うことができると信じています。別の言葉で言うと、人は神のようになることができるということです。
教会の教えには、この世に生まれる前の前世で父なる神の霊の子供であったすべての男女は神のようになる可能性をもっているという信条が含まれています。この信条は、父なる神は、宇宙の最高権威者あるいは最高統治者であり、神の霊の子供たちは、各個人の前世のいた時に起こったさまざまな成長の具合で、霊の真理と光とあいと信仰の度合いに応じた選択と理解を通して進歩することができるというものです。
末日聖徒は、イエス・キリストが前世における天父の長子であったことを教えており、キリストの真理への従順さや光を理解する能力、愛の行いと信仰によって、イエスが前世における神のような者の存在であったことを信じています。事実、キリストは、前世で神になることができ、神のみ心を行う者として存在し、神に仕え、終わりのない世界の創造主でした。キリストの持っておられる天父の他の霊の子供たちに対する愛のため、イエスは、この地上で罪の無い生涯を送り、イエス・キリストの贖罪を通してすべての人類の犯した罪の罰を受けて苦しむ事によって正義の永遠の律法を克服し、救い主としての使命を受け入れると申し出られました。この贖いはイエス・キリストのみが実行することができました。イエスは神の霊の子供であるばかりでなく、文字通り父なる神の肉体における子供でもあります。このため、死を克服する力を神から受け継いでおられ、人間が耐えられる以上の苦しみに堪え忍ぶ力を備えておられます。ですから、キリストの使命は、全人類のための救いの計画において、予任されていた使命でした。
末日聖徒の信条では、キリストの神の御子としての資質と罪のないお方であるため、イエスは死後、復活し完全な体を持ち、全知、全能、そしてすべてを愛する慈悲のお方であるために、父なる神のみもとに戻ることができる資格があったと教えています。ですからキリストは他の神の霊の子供たちにも完全になる道を与えてくださいました。贖いのおかげで、人々が悔い改め、キリストの恵みに頼る事によって、忍耐や清さや慈悲といった神の属性の幾つかを培うことができるようになります。
死後、すべての人々は霊界に行きますが、そこでも成長し続けます。人々は霊界で、この世で持っていたように依然として選択の自由を持っており、学ぶ能力、選択する能力を備えています。復活のとき、すべての人々は完全な復活体を受けますが、復活はキリストの全人類への贈り物です。復活の後、裁きの時がきます。そこで男女はそれぞれのこの地上での信仰と行いにふさわしい天の王国と住まいを与えられます。さらに進歩が続けられ、人はさらに知識を得ます。永遠の進歩を通して、神の属性あるいは神の子としての資質が永遠に増し加えられます。すべての男女は神になることができ、神と同じ属性を持ちます。キリストが義人はすべて神の持っておられるものを受け継ぐであろうといわれたのには、神の属性も含まれているのです。
