祝福師の祝福

出典: MormonWiki

祝福師の祝福は、聖任された祝福師からふさわしいモルモン教会の会員に与えられる特別な祝福です。祝福師の祝福の主な目的にはは、この祝福を受ける人に対する主の忠告とその人のイスラエルの家の血統を宣言を与えることが含まれています。(メルキゼデク神権を持つ)父親は家族の族長として、特別な祝福を与えることができますが、このような祝福は教会によって記録されたり保管されません [1]

一生に一回、それぞれの教会員は、祝福師の祝福を受けることができます。これは通常、(教会で生まれ育った教会員の場合、)子供が十代に達した時に行なわれます。或いは成人会員は霊的、精神的にふさわしく準備ができたときに受けることができます。祝福師がモルモン教会の各ステーク部に聖任されています。この祝福を与えると言う実践は、ヤコブのように旧約聖書の族長のその子供たちに与えたことが発端です(創世記48:49参照)。この祝福を受ける前に、各個人は、ビショップから面接を受け、その個人がふさわしい会員であることと、祝福師の祝福の性質を理解していることを示さなければなりません。祝福は、極めて個人的で神聖なこととして扱われ、モルモンは自分の祝福を家族以外の人に気ままに分かち合ったり、話し合ったりすることはありません。祝福の授与は、通常、祝福師とこれを受ける個人が、祈りと断食を以って霊的な備えの期間をまず持ってから与えられます。

按手によって祝福が与えられ、その内容が記録されます。記録の写しは、教会から個人に送られ、教会にも記録が保存されます。祝福師の祝福の主な目的は、イスラエルの家の中での血統とその人がこの人生での祝福と責任が何であるかを宣言することです。またその人がこの人生で養わなければならない才能や長所を明らかにもします。しばしば個人は弱点や直面するかもしれない誘惑について導きを受けることもあります。時には、必ず常にそうであることはありませんが、個人の人生の預言がされることもあります。その他の祝福は、祝福を受ける人の信仰と従順さを条件として約束されます。

リチャード・D・オールレッド長老は次のように語っています。

「わたしは, 祝福師の祝福が受ける人に霊感を与える個人的な啓示であることを証します。祝福師の祝福は, あたかも道路地図のようなものです。そこには旅の道筋と, 横道にそれることなく進んで行けばたどり着くであろう目的地が示されています。祝福師の祝福を読み, 聞き,憾じることを必要とするとき, この祝福は, 一人ではなく天の御父の御霊とともにありながら, 人生という旅を前進できるように, 慰めと喜び, そして励ましを与えてくれます。」(聖徒の道、1998年1号32)