復活
出典: MormonWiki
モルモニズムにおける「復活」という用語は、死後、霊と肉体とが文字通り結合することを意味しています。復活後、霊と体は永遠に結合し、すべての人々は不死不滅になります。イエス・キリストの復活によって、この世にかつて生き、また将来生まれて来る人も含めすべての人々は死を克服し復活することができます(コリント人への第一の手紙15:20-22参照)。復活は、神がそのすべての子供達に与えられた贈り物です。復活なしには、私達は死後も可能な進歩するために必要な体を持たずにサタンに従属することになってしまいます。
末日聖徒イエス・キリスト教会の ゴードン・B・ヒンクレー 大管長は、キリストの復活の奇跡について次のように述べました。:
- 「それは人類の歴史の中で最も偉大な奇跡でした。イエスはかつて弟子たちに「わたしはよみがえりであり,命である」と語られたことがありましたが,彼らにはそれが理解できませんでした(ヨハネ11:25)。しかし,今初めて彼らはその意味を悟ったのです。悲しみと苦しみ,孤独のうちに亡くなった主が,その3日後には力と美と命をまとい、死の眠りに就いた人々の初穂としてよみがえられたのです。イエスの復活は「アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように,キリストにあってすべての人が生かされるのである」という保証を,あらゆる時代の人々に与えるものでした(1コリント15:22)。カルバリで息を引き取ったイエスが,今や生けるキリストとして墓からよみがえられました。十字架はユダの裏切りがもたらした残酷な結果であり,ペテロの否定に続く出来事でした。空になったその墓は,今ではイエスの神性を証し,人々に永遠の命への確信を与え,「人がもし死ねば,また生きるでしょうか」というヨブの質問に対して答えを与えるものでした(ヨブ14:14)。」(「わたしたちの信仰の象徴」、リアホナ誌2005年4月号、4-5)
イエス・キリストは、復活された最初のお方です。新約聖書はこれが真実であるたくさんの証拠を提供しています。キリストが復活された時、多くの他の義人たちも復活しました(コリント第一の手紙15:22-23参照)。キリストが再び来られる時、もっと人々が復活します。義人が先ず復活し、罪を犯し悔い改めなかった人々は最後に復活します。
末日聖徒は、肉体の復活において復活する人々は、手で触れることのできる実質の体を持っていると教えています。イエス・キリストの復活は、この完全な例証です。使徒達はキリストが食物を食され、骨肉の体を持っておられたと記録しています(ルカによる福音書24:36-43)。イエスは、彼らに霊ではなく体を持っておられることを宣言されました。イエスが古代アメリカの住民に現れた時、同じように完全な肉体をお見せになりました(ニーファイ第三書11章参照)。また末日聖徒は、この復活体は完全な体で病気にかかったり、痛みを持つことがないと教えています。モルモン書は、「すべてのものが本来の完全な造りに回復される」(アルマ書40:23)と宣言しています。私達はこの世で得た一切の英知と知識を回復することができるのです(教義と聖約130:18-19)。またこの世の後も学び続けることが可能です。
預言者ジョセフ・スミスは、この体は神聖なものであると教えました。また使徒パウロは実際、私達の体は神の宮であると言いました。さらにジョセフ・スミスは人生の目的の一つは、「体を得ることで、それを日の栄えの王国の神の御前で純粋なまま見せる」と教えました(「預言者ジョセフ・スミスの教え」181)。末日聖徒は、人は体を持つことで完全に幸福になることができると信じています。教義と聖約はまだ復活していない死者は、体から霊が離れている状態を一つの束縛と考えていると教えています(138:50参照)。モルモニズムでは体は蔑まれるものではなく、神ご自身はイエスがもっておられると同じ体を持っておられ、私達はその形に作られている名誉を頂いていると教えています。ですから、体を尊び、決して虐待乱用してはなりません。
