日曜学校

出典: MormonWiki

末日聖徒イエス・キリスト教会の中の日曜学校は、成人と年齢別グループに分けた青少年のために聖典研究と宗教生活の指導を与える補助組織です。毎週日曜日に、約1時間にわたるクラスが設けられ、クラスでは聖典や福音のトピックに関するレッスンが与えられます。理想的にはクラスは、教師をリーダーとして生徒がディスカッションに参加するインターアクティブな形式がとられ、教師は各レッスンの内容の目的と概要を準備し、明確な説明を与えます。1831年5月に預言者ジョセフ・スミスに与えられた啓示の中には、次のように宣言されています。:

「まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしから聖任され、慰め主すなわち真理の御霊によって真理の言葉を宣べ伝えるために遣わされる者は、真理の御霊によってそれを宣べ伝えるか、それとも何か他の方法によって宣べ伝えるか。
もしそれが何かほかの方法によるとすれば、それは神から出てはいない。
さらにまた、真理の言葉を受け入れる者は、真理の御霊によってそれを受け入れるかそれとも何か他の方法によって受け入れるか。
もしもそれが何かほかの方法によるとすれば、それは神から出てはいない。
それゆえ、真理の御霊によって御言葉を受ける者は、真理の御霊によって宣べられるままにそれを受けるということを、あなたがたが理解して知ることができないのはなぜか。
それゆえ、説く者と受ける者が互いに理解し合い、両者ともに教化されて、ともに喜ぶのである。」(教義と聖約50:17-22)

この聖句には、神につける事柄は、教師と生徒のいずれもが教化されるように、聖霊によって教えられなければならないことを示しています。後にオハイオ州カートランドで組織された最初の日曜学校に関して主は啓示の中で次のように述べられました。:

「あなたがた自身の中から一人の教師を任命しなさい。そして、全員が同時に語ることなく、一時に一人を語らせて、すべての者が彼の言うことに耳を傾けるようにしなさい。それは、すべての者が語って、すべての者が互いに教化し合うように、またすべての人が等しい特権を持てるようにするためである。」(教義と聖約88:122)

ですから日曜学校では、各会員は、自分の見方を分かち合い、教えられる機会を持つように、聖霊によって導かれ、秩序をもってそれぞれの意見を分かち合うべきです。

歴史

日曜学校は、モルモン教会の歴史初期にオハイオ州カートランド時代、イリノイ州ノーブー時代、そして英国で開かれました。日曜学校のクラスは、ある期間、宣教師、その他を準備させるためや、特定の決まった時間を持たずに自発的に戸外で開かれたことがありました。リチャード・バランタインというスコットランドからの改宗者がユタに来た1840年代までは、一貫した形式で行なわれませんでした。彼は別の教会で日曜学校の教師をしていたことがあり、福音指導を定期的に行なう重要性があることを指摘しました。そして1849年、彼のビショップからの許可に基づいて、ユタで最初の日曜学校が開かれました。

最初の日曜学校は、特に子供たちのために開かれました。リチャード・バランタインは、「若い子供たちには成長する余地がある。[…]読み書きを学習する学校ではなく、彼らを神の徳、イエス・キリストによって与えられた救いの福音を学ぶ学校に集めたい。」(「日曜学校」、モルモニズム百科事典第三巻、1424)

1858年に教会が反乱を起こしているという誤った情報に反応した米政府軍隊がユタに送られたため、日曜学校は一時休止されました。しかし1864年、再開され、急速に何千人という教会員が参加するようになりました。また1872年には正式に教会の補助組織として統一され、以来、教会奉仕の重要な一端となりました。

日曜学校のクラス

成人会員のための主な日曜学校のクラスは、「福音の教義」コースとして知られています。毎年、標準聖典モルモン書新約聖書旧約聖書教義と聖約(「高価な真珠」を含む)の聖典全体が教えられます。世界中の教会が毎年どこでも同じ聖典を同じカリキュラムで4年毎に研究されます。教師は、クラスの時間内で教えられる以上の詳細の情報を準備して、基本的なレッスンプランに従って教えます。このように準備することで、教師は祈りを持って聖典を学び、瞑想し、特定のクラスで教えることが必要と思われる最も重要な事項を準備することができます。教会全体で同じ教科書が使われるので、世界どこの教会に出席してもレッスンを見逃すことはありません。

会員数の多いワードや、オプションのクラスを教えたいワードでは、教会が認定した公式教科書を用いて以下のようなクラスを教えることができます。:

  • 「福音を教える」: 教師訓練コース
  • 結婚家族のコース:このクラスは、教会が運営する大学の近隣にある学生結婚の会員が集うワードでしばしば教えられます。ビッショップは、このようなニーズのあるワードでこのコースを導入することができます。
  • 家族歴史コース:先祖と系図を探求している人々のためのリサーチ方法を教えます。
  • 神殿 準備コース:伝道や結婚準備中の独身成人会員のワードでしばしば開かれます。
  • 宣教師準備コース:伝道準備をしている独身成人ワードで設けられます。
  • 「福音の原則」コース:ワードに新会員がいる場合に開設されます。このクラスでは、福音の基本が教えられ、個人が質問や関心事を表現で気安いように、小グループで行なわれます。

各レッスンの教科書は、目的となる概念、準備、活動、聖句の話し合いと応用、結論、及び追加のアイディアで構成されています。

  • 目的となる概念:そのレッスンで学習の対象となる聖句に見られる特定の概念に、教師がレッスンを集中できるように書かれています。
  • 準備:教師がレッスンのトピックを理解できるよう、聖句や関連資料が与えられます。
  • 活動:レッスンの最初に生徒が概念を把握する為に使われるオブジェクトレッスン、引用といった簡単な活動。
  • 聖句の話し合いと応用:レッスンのほとんどの時間がこれに費やされます。教師は生徒に意見の発表や別の聖句についての話し合いを促します。
  • 結論:レッスンのまとめで、レッスンから学んだ原則の実生活への応用をチャレンジすることが含まれます。
  • 追加のアイディア:補助聖句、活動、別の教え方などクラスを興味深いものとする援助をします。

外部リンク

LDS.About.com or Introduction to Sunday School