日の栄えの結婚

出典: MormonWiki

日の栄えの結婚はモルモン教会で使われている表現で、死後も永遠に続く結婚を言います。Celestialとはという意味なので、「celestial marriage」は天の結婚、つまり「日の栄の結婚」ということになります。しかしこれは天国で行われるのではなく、その本質が天国での結婚のようにすばらしいものであることを意味し、原点も可能性も神を根源としています。

日の栄えの結婚をするためには、いくつかの特定な条件を満たさなければなりません。まず第一に、男女はその儀式を行なう権能を神から受けた者によって神殿結び固めの儀式を受けなければなりません。第二に、その男女は個人として、また夫婦として誠心誠意イエス・キリストに従うように努めなければなりません。第三に、結び固めは御霊を通して神の確認を受けなければならないのです。


目次

権能を持った者による結び固め

イエスが地上におられたとき、その御名によって行なう権能をさまざまな人々に与えられました。たとえば、聖書にはイエスが「宣教につかわし、また悪霊を追い出す権威を持たせるため」(マルコ3:14-15)に使徒をお立てになったことが記されています。さらに使徒の一人ペテロには、「あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」(マタイ16:19)と言われ、さらに大きな力をお与えになったことが書かれています。 この地上でも天でもつなぐ権能と力は、今日では結び固めの力と呼ばれています。初期の使徒たちが死に絶えた後失われてしまったこの力は、初代モルモンの預言者ジョセフ・スミス[1]を通して回復されました。そして今でも同じ力が神から使徒たちに与えられ、結婚の結び固めに使われています。その意図するところは、永遠の家族つまり神がその子らに望まれている家族をつくることです。 男女が民事法で認められている権能を持った人(政府機関または宗教を代表する者)によって結婚した場合、この夫婦は地上でも天においても「結ばれる」ように、その結婚の「結び固め」を受けることができます。また民事的にまだ結婚していない一組の男女は、地域の法律に則って、同時に結婚と結び固めの儀式を受けることができます。

「結び固め」は神殿でのみ執行される聖なる儀式の一つです。「結び固め」は教会員が受けることができる最高の儀式の一つとされており、永遠の結婚は大変好ましいもので、またこの上なく神聖なものと信じられています。


キリストに従う

永遠の結婚は何もしないで起こるものではなく、絶えず努力しなければならないものです。「永遠の結婚」は正当な権能を持った人による「結び固め」が行われた日に始りますが、以後夫婦は「永遠の結婚」の祝福を受けるにふさわしい生活をしなければなりません。

結婚が永遠に続くように望むことをどのように行動で示したらよいのでしょうか。それは毎日キリストに従った生活をすることです。結び固めを受けた忠実な会員は、神の戒めを学び、それを守るように努力します。また謙遜で忍耐強く、正直で従順、寛容で親切、そして愛をもってキリストのようになれるよう努力しなければなりません。これらは自分の生活や家族との関係の中に取り込もうとする神のような特性のほんの一部にすぎないのです。


結び固めの確認

正当なる権能を持つ者によって結び固めを受けた後、さらには絶えず努力することによって永遠の結婚への公約を実証してから初めて、この結び固めを神の聖なる御霊が確認する機会が与えられます。この神からの確認はこの世で行われる儀式や経験ではなく、神からの啓示によって結婚している当人に直接与えられるもので、この世に生存中にまたは次の世へ行ってから与えられます。

多くの場合、この夫婦に対する確認は神から与えられる「証印」のようなもので、神がその結婚は永遠なものであると認めることを表わします。これこそが日の栄えの結婚の正真正銘の定義、つまりこの世だけではなく来世においても効力を持つと神から認められた結婚なのです。


永遠の家族を築く

日の栄えの結婚にとって無くてはならないこの結び固めの力は、夫婦だけではなく家族にも影響を及ぼします。家族構成がこの世だけでなく次の世にも存続するという条件の下で、同じ権能によって子供たちを両親に結び固めることができます。すでに結び固められた夫婦に子供が生まれた場合には、その子供たちは「契約の子」と呼ばれ、両親が結び固められていることによって神の約束にあずかることができます。子供が生まれてから結び固めを受けた夫婦は、神殿で行われる特別な儀式によって子供を自分たちに結び固めることができます。

永遠の家族を築くことはたやすいことではありません。信仰、献身、そして勤勉な努力が必要なのです。しかし信者にとってこのような家族は理想として望むところです。すべての人が成功するわけではありませんが、理想とはそれを実現できなかった人々によって評価されるべきものではありません。忠実な信者は先に述べた3つの条件を満たすことによって、できるだけ理想に近づき、神の恵みによって、日の栄えの家族の一員となることができるようにという望みを抱いているのです。

神殿の記事を参照してください。


外部リンク