導きと教えを施す天使

出典: MormonWiki

導きと教えを施す天使  導きと教えを施す天使は、導き、慰め、守り、主の僕やその他忠実な個人の教えを必要な時に与えるためにしばしば送られます。私たちに代わって働く天使には、目に見えても見えなくても、私たちのもとから離れても私たちの状況を気づいており、私たち幸福に関心を抱いている、私たちが愛する先立って行った人々も含まれます。天使の働きには、信仰が重要な要素です。[1]

モルモンは、次のように証しました。「天使が人に現れて教え導くのも、信仰による。」(モロナイ7:37)
天使が「人に現れて教え導く」時、何を行うのでしょうか?聖典には次のように書かれています。
  • 神のみ業と栄光に関する出来事について告げ知らせ、証する。(マタイ1:20–21; 28:1–6; ルカ1:11–20; 2:8–14; 黙示録14:6; 教義と聖約88:92–110参照);
  • 福音を宣べ伝え、「人の子らを教え導き、キリストの来臨について明らかにする」 (モロナイ7:22;モーセ5:58参照);
  • 「主の選ばれた器にキリストの御言葉を告げ知らせることによって彼らがキリストについて証を述べる」(モロナイ7:31;モーサヤ3:1–27);
  • 「権利、鍵、誉れ、尊厳と栄光、神権の力」を地上にもたらす(教義と聖約128:21; 教義と聖約27:12; 110:11–16;ジョセフ・スミ---歴史 1:68–70参照);
  • 神の目的を達成できるよう、神の僕が苦難にある時に彼らを守り導く(使徒行伝5:18–20; ダニエル3:28; 1ニーファイ3:29;ヒラマン5参照);
  • 必要な時に忠実な人に慰め、教え、そして警告をもたらす。 (創世記16:7;出エジプト23:20–23;マタイ2:13, 19–20; 1ニーファイ11:14–15:30;アルマ8:14–18)
これらの天使とは誰なのでしょうか?主は「この地球において教え導く天使たちで、この地球に属していない者、あるいはかつて属していなかった者は誰もいない。」(教義と聖約130:5)ということを明らかにされました。このような人々は、人の霊、つまり、このこの世にまだ生まれていない人の霊、地上にかつて住んでいたがまだ復活していない人の霊であるか、あるいは身を変えられた人であるかも知れません。(教義と聖約129:1-9は、「天使」の定義づけが書かれています。これによると、「天使とは、…復活した人々」のことで、現れた時に「霊」であるか復活した人々であるかのいずれかを区別する方法が明らかにされています。この他、多くの聖句が、「天使」は、霊と復活した人々の両方を指しているか、或いは身を変えられた人を指しているかについて述べています。)[1]

ジェームズ・E・ファウスト長老は次のように述べました。

「この天使の働きについて一言申し上げます。古代でも現代でも,天使は人を訪れて,指導や警告や指示を授けてきました。訪れを受けた人はそれによって恩恵を受けます。わたしたちは天使の働きが生活にどれだけ影響しているか,普段はそれほど認識していません。ジョセフ・F・スミス大管長は言いました。「これと同じように,この地上を去り,忠実であってこの権利と特権を享受するにふさわしいわたしたちの父親,母親,兄弟姉妹,友人は,肉体に宿っていたときに愛を培った人々に対し,神の御前より,愛,警告または叱責,教えの言葉をもたらすために,再び地上に来てその親戚や友人を訪れる使命を受けるかもしれません。」そのような経験をしたことがあると感じている教会員は大勢います。天使の働きは,昔も今も,福音に欠かせない重要なものです。ジョセフ・スミスが完全な福音を回復したときも,天使が働きました。」[1]

アロン神権と天使の働き

アロン神権は、主がアロンとその息子達に授けられた霊的な力の偉大な賜物です。それは、「天使の働きと備えの福音の鍵」を持つもので(教義と聖や気宇84:26)、「罪の赦しのために水に沈めるバプテスマ」もその中にあります(教義と聖約13:1)。

ダリン・H・オークス長老は次のように述べました。

「この事柄におけるアロン神権の重要性は, 幾ら強調しても足りないほどです。罪の赦しに関するこの重要なステップのすべては, バプテスマという救いの儀式とそれを更新する聖餐の儀式を通して行われます。この二つの儀式は, 悔い改めの福音, またバプテスマ

と罪の赦しの鍵を行使する監督会の指示の下に, アロン神権者によって執り行われます。

密接なつながりがあるこれらのアロン神権の儀式は, 天使の働きにとっても重要なものです。
「「天使という言葉は,聖典の中で,神のメッセージを携えた天の存在に対して用いられている。」(George Q. Cannon,Gospel Truth,[29] sel. Jerreld L. Newquist [1987],54)聖文には, 天使が親しく現れたことを示す数多くの事例が載せられています。ザカリヤとマリヤへの現れ(ルカ1章参照), ベニヤミン王とヒラマンの息子ニーファイへの現れ(モーサヤ3:2;3ニーファイ7:1718参照)などは, そのごく一部です。わたしは若いときは, 天使の働きにはそのような現れしかないと思っていました。アロン神権者だったころのわたしは, 自分が天使を見るなどということは考えもしませんでした。そして,そのような現れがアロン神権とどのような関係があるのだろうかと思いました。
しかし天使の働きには, 目には見えないものもあるのです。天使のメッセージは声, あるいは心に浮かぶ考えや感じという形でも伝えられる場合があります。'ジョン・テーラー大管長はこう述べています。「天使,すなわち神の使者の働きがわたしたちの精神に働き

かけ, それによって心の中に… … 永遠の世界からの啓示が浮かんでくることがある。」[1]

「一般的に, 霊的な導きと交わりという祝福は, 清い人を通してしか受けることができません。前にも説明したように, わたしたちはバプテスマと聖餐というアロン神権の儀式を通して, 自分自身の罪から清められ, 戒めに従うなら常に主の御霊の導きを受けられるとの約束を授けられるのです。わたしは, その約束は聖霊だけでなく天使の働きのことも述べていると信じています。なぜなら「天使は聖霊の力で語る。したがって, 天使はキリストの言葉を語る」からです(2ニーファイ32:3)。ですから, アロン神権者は, ふさわしい状態で聖餐を受けるすべての教会員に対して, 主の御霊と天使の働きの導きを受けるための扉を開くのです。[1]

天使」の記事も参照。

参考資料