十二使徒定員会

出典: MormonWiki


末日聖徒イエス・キリスト教会(俗にモルモン教会)の組織上第二番目に位置する中央管理会は十二使徒定員会と呼ばれています。「十二使徒定員会」という称号は、聖書の中に明示されているキリストの十二人の弟子で構成した組織で、時々「十二使徒評議員会、「十二使徒会」または単に「十二使徒」とも呼ばれます。

この管理会は、通常十二使徒定員会会員から選ばれた三人の大祭司から成る大管長会の指導の下に働きます。これらの二つの組織(すなわち十二使徒定員会と大管長会)はそれぞれ、教会の霊的および物質的な事柄を管理するすべての神権の力を所有しています。

目次

歴史

十二使徒定員会は、主イエス・キリストの使徒として聖任された十二人の大神権者によって構成されます。この組織は救い主イエス・キリストがこの地上におられた時に組織されたものと同じ名前を持ち、モルモンはこれと同一の組織構成と権威を持っていると信じています。

現代における十二使徒定員会の最初の会員は、1835年2月14日に聖任されました。ジョセフ・スミスの指導の下に、最初の十二使徒は、モルモン書の三人の証人(オリバー・カウドリデビット・ホイットマー、およびマーティン・ハリス)によって選ばれました。この定員会に選ばれ聖任されたのは、トーマス・B・マーシュデビット・W・パッテンブリガム・ヤングヒーバー・C・キンボールオーソン・ハイドウィリアム・E・マクレリンパーレー・P・プラットルーク・S・ジョンソンウィリアム・B・スミスオーソン・プラットジョン・F・ボイントン、およびライマン・E・ジョンソンです。彼らはキリストの特別の証人となり、全世界に福音を宣べ伝えるように召されました。彼らについてジョセフ・スミスは次のように述べました。:

「彼らは巡回高等評議員の職に召された十二使徒であり、聖徒の教会を管理し、主が彼らにユダヤ人のもとに行くよう命令されるまで、会長会が確立される異邦人の中で巡回伝道する。彼らは、すべての国々に天の王国の扉を開き、あらゆる創造物に福音を宣べ伝えるための教え導く鍵を有している。それは十二使徒職の権能と権威と力である。」(ジョセフ・スミス、 末日聖徒イエス・キリスト教会の歴史、 第七巻 2:200)

十二使徒の義務

十二使徒定員会の会員は、教会の全体的管理と全世界に福音を広める責任を持っています。また大管長会と十二使徒定員会の会員が構成する諸委員会も担当します。さらに十二使徒は大管長会により総大会の部会で説教するよう割り当てられますが、話の課題はほとんどの場合指定されません。さらに十二使徒定員会会長は、教会の地区あるいは地域大会に参加する使徒を割り当てます。教会員は、大管長会と十二使徒のメッセージを霊感されたものとして受け入れていますが、必ずしもすべてが絶対的にそうであると考えているわけではありません(教義と聖約68:4参照)。

使徒達は大管長会の指導の下に、すべての国家に福音を携えていくことを求め、さまざまな国々で福音を教える正式な許可を得るために国家の首脳らとの会談します。

十二使徒定員会は、同定員会の決定を必要とするすべての執務を行うためソルトレーク神殿でほぼ毎週会合を開きます。すべての決定に際しては満場一致が要求されています(教義と聖約107:27参照)。合意に達しなかった場合、審議中の事項はさらに検討を重ねるため審議延期にされ、満場一致が得られた場合、その議題は十二使徒定員会と大管長会との合同会議にかけられ、この二つの組織が最終的決定を考慮します。

大管長会の指導の下に十二使徒が行動する際、十二使徒は、その他の教会指導者の管理やステークや伝道部の監督を含め、それぞれの割り当てについて啓示を受ける権威を有しています。しかし教会の大管長会のみが、教会全体に関する啓示を受ける権威を持っています(教義と聖約28:2-3参照)。

使徒の選択

十二使徒定員会の会員は、不正行為や辞職でその地位からはずされない限り、終身奉仕します。定員会が十二人以下になった場合、新しく使徒を選ぶ必要があります。

十二使徒定員会の新しい使徒は、大管長会の啓示によって選ばれます。空席は陳情運動や申請による手続きは取りせんが、数人の候補者が考慮されます。選択には新約聖書の時代の古代の使徒の範例に従った一般的な原則が応用されます(使徒行伝1:15-26)。すなわち大管長と在任中の十二使徒が会議を開き、祈りを以って新しい候補者を考慮します。この会議でそれぞれ意見を述べ、満場一致に至った時のみ、最終決定が下されます。


一旦決断が下されると、その個人の名前が正式に会議で在任中の十二使徒の前に提出され、承認を得ます。その後、その候補者は大管長の面接を受け、召しが与えられます。十二使徒の召しを受けた人の名前は、教会全体の支持を受けるため、教会の総大会で発表されます。その支持を表す挙手は、政治的投票制度に求められる投票という形式を取っているのではなく、教会員がその挙手を以って、その召しを承認し、新しい使徒を受け入れることを意思表示するものです。

新しく支持された使徒は、その後、聖なる使徒職の鍵(権能)をその人に授けるために、大管長会と十二使徒定員会によって使徒として任命されます。これらの鍵は、古代の使徒にキリストが与えられたものと同じ権能で、現代においてジョセフ・スミスとオリバー・カウドリが使徒ペテロ、ヤコブ、ヨハネの三人から受けて地上に回復した権能です。この新任の使徒に与えられた鍵には、全世界に福音を宣べ伝え、この地上で行われた儀式を永遠に結び固める権威と権能を含んでいます(マタイによる福音書16:19、28:19-20参照)。

使徒は、全世界におけるイエス・キリストのみ名によって証する「特別の証人」であり、使徒は、啓示によって与えられたキリストの文字通りの復活に関する知識と、キリストの教会を導くための知識を持っています。

ジョセフ・スミスの時代以来、95人の使徒が召され支持されて来ました。

現在の十二使徒定員会

現在の十二使徒定員会は以下の通り:

それぞれの使徒の履歴は、英文の教会公式ウェブサイト Church websiteを参照してください。

外部リンク