伝道部会長
出典: MormonWiki
伝道部会長は、伝道部と呼ばれる特定な地域とその宣教師たちを見守る責任をもつ大祭司を言います。通常、伝道部会長とその妻は3年間この職務を果し、割り当てられた伝道部内の宣教師に関する業務を行います。伝道部会長は夫婦宣教師とは違って、その地域のすべての宣教師を管理する指導者としての役割を果たします。生活費は自分でまかなっている普通の宣教師とは違い、伝道部会長は任期中は教会から最低限の経済的な支援を受けます。
伝道部会長は自分の管理の下で働く宣教師の、霊的並びに肉体的な健康を保つ責任を持っています。また宣教師たちのために用意された住居や食料が清潔で、安全、そして十分であるように手配しなければなりません。宣教師が病気になったり事故に会った場合には、医療を受けられるようなシステムが整えられています。
伝道部はいくつかのゾーンに分けられていて、各ゾーンには一定数の宣教師が任命されます。伝道部内の宣教師たちはさらに、ゾーン内のステークや地方部の中で特定な近隣地域や区域に配属されます。伝道部会長はまた、宣教師を一組の同僚同志に割り当てます。宣教師を一つの地域から別の地域に転勤させたり、同僚を変えたりするのも伝道部会長の責任です。
6週間ごとに、何人かの宣教師が伝道を終え、何人かの新しい宣教師が到着します。伝道部会長は伝道を終了した宣教師を面接します。伝道の重要な部分は宣教師自身が個人的に成長することです。それから伝道部会長と夫人は、新しい宣教師を向かえ入れて、オリエンテーションをします。
伝道部会長はゾーン大会に出席し、管理します。様々なクラスを提供して、宣教師たちに与えられている原則を復習します。証を述べ合うことも、しばしば行われます。
伝道部会長は夫婦で務めるかのような間違った考えをもっている人がいますが、それは正しくありません。大祭司のみが伝道部会長に召されることができます。伝道部会長夫人は宣教師として、また夫の同僚として任命されて伝道地へ同行します。
伝道部会長夫人はどのように奉仕するかの選択をすることができます。伝道部会長は(未成年の)子供を伝道地に連れて行くことができます。その場合、伝道部会長夫人は母親としての責任で大変忙しい生活を送ることになります。従って、幼い子供がいる場合には、宣教師たちと交わったり指導的な立場で奉仕する時間が限られてきます。もっと時間のある会長夫人は、大会へ出席して話したり、教えたり、音楽プログラムに参加したり、新しい宣教師のためのオリエンテーションを行ったり、集まりのホステスを務めたりします。
伝道部会長は自分の職業を中断したり家を残して3年間務めます。3年間のギャップの後仕事を再開するのは難しいことがあるために、伝道部会長は自分の財政状態を整えておくことが勧められています。伝道部会長と夫人はまた、健康で奉仕の仕事に耐えられる体力がなければなりません。それは医療施設があまり整っていない地域や基本的な生活水準が非常に低い地域へ配属されることもあるからです。
