モルモン書

出典: MormonWiki

モルモン書は真実、神のみ言葉であり、聖書と一対を成すキリストの証だ、と言うのは末日聖徒だけではありません。この書物を真剣に読み、書かれていることを瞑想し、心から謙遜になって神に真実かどうかを尋ねる為に祈った人々は、イエス・キリストの純粋な教えが書かれていることを発見することができます。それは、この書物の著者が、「真心からこの書物の内容が真実かどうかをに尋ねるなら、聖霊の力によって明らかにされる」とその読者に約束をしているからです(モロナイ書10:3-5参照)。他の人が「この本は真実、キリストの福音がかかれていますよ」と言うことや、また「いや、これは架空の本だ」という言葉に左右されることなく、自分でこの著者である預言者の言葉を試してみることです。

神のことを知るために、祈りは欠かすことはできません。何かを知りたければ、その情報源に行かなければ行けないことは、何であれ当たり前のことです。「祈り」はあらゆる宗教の要です。また霊的な生活の土台であり、素材です。モルモン書の真実を知るには、まず自分自身でそれを読んでみて、私たちの父なる神に祈りを通して、尋ねることです。

新約聖書には次のように書かれています。

「あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。 」(ヤコブの手紙1:5)

目次

モルモン書という名前の由来

「モルモン書」の正式な名称は、「モルモン書:イエス・キリストについてのもう一つの証」と言います。それはモルモン書が、イエス・キリストのことを証し、古代アメリカ大陸に住んでいたキリストを信仰する人々と主との関わりを説明する神聖な書物だからです。ジョセフ・スミスは、モルモン書を1820年代に古代の預言者が書きとめた変体エジプト文字から英語に翻訳しました。それ以来、モルモン書は英語版から数多くの言語に翻訳されています。

簡単に言うと、古代アメリカの預言者モルモンが、およそ1000年にわたる古代の記録を収録し抄録したので、この預言者にちなんで、モルモン書と呼ばれています。この書物の目的は、神が古代の人々に約束された聖約と祝福を思い起こさせることです。そして最も重要なことは、すべての人々に「イエスがキリストであり、永遠の神」であることを確信させることです(モルモン書の開きのページを参照)。

預言者ジョセフ・スミスは、モルモン書は「ほかのどの書物よりも正確な書物であり、わたしたちの宗教のかなめ石」であると述べました。また「その教えに従う事によって、他のどの書物よりも神に近づくことのできる」書物でもあると言いました(「預言者ジョセフ・スミスの教え」、194)。

つまり、モルモン書は、聖書が古代パレスチナに住んでいた預言者によって書かれたと同じように、古代の 預言者の書いたキリストの福音を明確にするものです。神は「主がほかの地で昔の人々の中で行われたことを…知ることができるように」(ニーファイ第一書19:22)、これらの預言者に、預言者の教え、預言、伝道事業、民族の戦争などの記録を保存するように命じられました。主は、モルモン書が「ある堕落した民の記録」(教義と聖約20:9)を含んでおり、この民の記録が私たち現代の人々にとって警告となるとジョセフ・スミス[1]告げられました。それは、私たちがどのようにすれば、同じ間違いをせず、正しい神の道を歩む事によってキリストの御許に来ることができるかを知るためです。末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は、聖書を神の言葉として信じていると同じように、モルモン書も神の言葉であるという証を持っています。また現代の預言者に与えられた啓示やを含む教義と聖約、モーセやアブラハムといった古代の預言者の言葉が収められた高価な真珠も神聖な神のみ言葉を正典として受け入れています。


起源

紀元4世紀、神は モルモンという名の預言者に、およそ1000年もアメリカ大陸に住んでいた彼の民族の神聖な記録を収録するように命じられました。またモルモンは、その民族の軍事的政治的指導者でもあり、ちょうど旧約聖書のモーセやヨシュアのような人物でした。モルモンの民は、主の戒めと教えから遠のき、高慢になり、破壊的な戦争を展開していました。彼はすべての民族の記録を収録し、一つの物語として抄録し、それを金属の版に彫り付けました。モルモンは晩年、この記録を息子のモロナイに託し、モロナイがその民の歴史を完結し、さらにキリストについていくらかを付け加え記録を締めくくりました。モロナイはこのような呼びかけで、この書物を完結しています。:

「まことに、キリストのもとに来て、キリストによって完全になりなさい。神の御心に添わないものをすべて拒みなさい。もしあなたがたが神の御心に添わないものをすべて拒み、勢力と思いと力を尽くして神を愛するならば、神の恵みはあなたがたに十分であり、あたたがたは神の恵みにより、キリストによって完全になることができる。そしてあなたがたは、神の恵みによりキリストによって完全になれば、決して神の力を否定することができない。
さらにあなたがたは、神の恵みによりキリストによって完全になり、神の力を否定しなければ、神の恵みによりキリストによって聖められる。それはキリストの血が流されたことによるものである。キリストの血が流されたのは、あなたがたの罪の赦しのために御父が聖約されたことによるものであり、それによってあなたがたは染み(しみ)のない清い者となるのである。
さて、わたしはすべての者に別れを告げる。わたしは間もなく行って、神のパラダイスで安息を得る。その後、わたしの霊を体とは再び結合する。そしてわたしは勝利を得て空中に上げられ、生者と死者双方の永遠の裁き主である大いなるエホバの楽しい法廷であなたがたに会うことになる。アーメン。」 (モロナイ10:32-34).

モロナイはその後、記録を閉じて他の幾つかの神聖な品物と一緒にこの記録をある丘に埋めました。それから約1400年後、1823年9月21日、モロナイは神の天使としてジョセフ・スミスに現れ、この記録について話しました。モロナイはジョセフに「この大陸の先住民の話と彼らの起源を伝える、金版に記された書が隠されていること…また、それには救い主がその昔の住民に述べられたままに完全な永遠の福音が載っていること」を告げました。(ジョセフ・スミス—歴史1:34) (ジョセフ・スミスの経験については、「ジョセフ・スミス—歴史」を参照。)

この天使モロナイは、その夜さらに二度ジョセフ・スミスに現れ、、ジョセフが忘れることがないように、このメッセージを繰り返し、また付け加えて言いました。次の日、再びモロナイが現れ、ジョセフにこの示現を彼の父に告げるよう命じました。ジョセフはこれに従い、父にこれらの示現を受けたことを告げると、父はそれは聖霊の力によって現されたものであり、神からのメッセージであると確認しました。


クモラの丘に立つ天使モロナイ © Intellectual Reserve
クモラの丘に立つ天使モロナイ © Intellectual Reserve

それから向こう4年間、この記録を翻訳する準備をするためにこの天使がジョセフに現れ、教えを授けました。そして遂に1827年9月22日、ジョセフはこの記録を手に入れることができました。記録が刻まれていた版が金版だということが広まると、これを盗もうとする人々がジョセフに激しい迫害を加え、翻訳をすることは困難な状態でした。このため、ジョセフは記録をしばしば隠さなければなりませんでした。最初はジョセフの妻、エマが書記としてジョセフの翻訳の仕事を助けました。ジョセフは、ウリムとトンミムという古代の旧約聖書の預言者が使ったと同じ神聖な器具を使って翻訳し、ジョセフが口述することをエマが書き取りました。後に、エマはその時の様子をこのように語っています。:

「ジョセフ・スミスが、モルモン書のような本を筋を通して、しかも言葉をうまく使って書いたり、口述するようなことは自分だけではできませんでした。また、その版の翻訳中、私は自らその現場に関わりました…私にとってそれは驚くべき出来事で、まさしく「奇すしく驚くべき」ことであり、誰にとってもそうとしか言いようがありません。」
(マッコンキー著、「ジョセフを回想して」”Remembering Joseph”、303)

最終的にうわさと評判が広まって、迫害と同時に事実を知りたいと思う人々の問いかけへと繋がっていきました。キリストの純粋な教えを謙遜に求めている人々とモルモン書に興味を持った人々が、ジョセフを探し出しました。しかしジョセフは常にこれらの人々に答えを与えました。それらの人の中に、この書物の翻訳の主だった書記を務めたオリバー・カウドリがいますが、彼はこの書物が真実であることを証する証人の一人となりました。

迫害とゴシップの重荷を抱えて、翻訳をしている間、ジョセフはあちこちと移転しました。そのような重荷を担う助けを求めジョセフは神に祈りました。そこで神は、ジョセフ以外の人も金版を見られることを明らかにされました。これらの三人の証人は、オリバー・カウドリマーティン・ハリスデビッド・ホイットマーでした。彼らは天使から金版を見せられ、その本が真実であることを証言するよう命じられました。彼らの証言は三人の証人として知られており、モルモン書の各本の初めの部分に収められています。その証言の一部は以下のように述べています。:

「目で見て、これらのものが真実であると証するのは、父なる神と主イエス・キリストの恵みによつものであることを知っている。…また、その版が神の賜物と力によって翻訳されたことも知っている。神の声がわたしたちにそのことを宣言されたからである。」(「三人の証人の証」モルモン書の扉のページより抜粋。)

この後、他の八人もこの記録を目で見て、手で触れて、この記録が実際に真実であることを証しました。彼らの証は八人の証として「三人の証人」の証の後に掲載されています。この証言のため、彼らは多くの試練と迫害に遭遇しましたが、誰一人としてその証を否定する人はいませんでした。事実、中にはほとんどの財産を失いかけた証人もいましたが、それでも彼らは何度も証をして、モルモン書は真実であること、またジョセフ・スミスJoseph Smithが真実の預言者であったことを証しています。

翻訳の完成後、ジョセフ・スミスと、地元で尊敬されていた農場経営者のマーティン・ハリスとジョセフの兄、ハイラム・スミスは、この翻訳を出版する準備に取り掛かりました。マーティン・ハリスは、モルモン書の真実性を深く確信していたので、出版のために当時のお金では莫大な3000ドルという金額を自分の農場を抵当にして金策しました。この書物は、モルモン書として1830年の早春、ニューヨーク州パルマイラでE・B・グラディンによって出版されました。

モルモン書は、「ユダヤ人と異邦人に、イエスがキリストであり、永遠の神」であることを確信させるために、全世界に出版されました。1830年以来、モルモン書は、完訳と部分訳を含め、およそ110ヶ国語に翻訳されています。これらの言語には、スペイン語、ドイツ語、トルコ語、日本語、ロシア語、ヒンズー語、アラビア語、ズールー語、タガログ語、モンゴル語、ブライユ点字をはじめ、この他多くの言語に翻訳されています。モルモン書は全世界で1000万冊以上が購入され、あるいは配布されました。無料でモルモン書を入手なさりたい方は、最寄の教会、教会員、またはこの教会ウェブサイトのギフトページ[2]をお訪ねください。

モルモン書の内容構成

モルモン書は、旧約聖書が、モーセ、イザヤ、エレミヤ、あるいはパウロなどのように、著作した預言者の名前が付けられています。:

  • ニーファイ第一書
  • ニーファイ第二書
  • ヤコブ書
  • エノス書
  • ジェロム書
  • オムナイ書
  • モルモンの言葉
  • モーサヤ
  • アルマ書
  • ヒラマン
  • ニーファイ第三書
  • ニーファイ第四書
  • モルモン
  • エテル書
  • モロナイ書

各書の掲載順序は、大体が年代順で、紀元前600年頃に住んでいたニーファイから始まり、紀元400年頃住んでいたモロナイまで続いています。エテル書は、モロナイが最後に挿入した記録で、預言者ニーファイの子孫であるニーファイ人という民族以前にアメリカ大陸に住んでいたヤレド人という民族の古代の記録を抄録したものです。モルモン書に語られている歴史と物語りは、神の教えに従って平和と祝福を受けた人々の様子、あるいは民族の移住、戦争、宣教の様子、反乱、革命、王、女王、悪質な盗賊などの複雑な出来事が書かれています。またこれらの物語は、義人の伝道、説教や全ての人類を救うために地上に来られたイエス・キリストを証する義しい人々の行いも綴られています。

モルモン書は以下の3つに分類することができます。:

ニーファイの小版:

ニーファイの小版には、ニーファイ第一書からオムナイ書までが含まれ、紀元前約600年から紀元約130年の間の出来事が記録されて印す。この記録は出るサレムに住んでいた預言者リーハイの話から始まり、この預言者とその家族を含む他の一行が、どのようにして神に導かれてアメリカ大陸へ移住したか、その経緯が書かれています。エルサレムを出発点とし、アラビア半島を旅して、神に忠実なこの一団は、遂に船でアメリカ大陸に到着します。大陸に移住した初めの頃、この移民共同体は二つに分かれてしまいました。そして一方をニーファイ人、他方をレーマン人と呼び始めます。(いずれの民族もリーハイの息子の名前をとって名づけられています。)

ニーファイ人とレーマン人は、二つの文化を築く強大な民族に発展し、モルモン書全体にわたり、ほとんどの時代を通じて戦争を繰り返しました。ニーファイ人の預言者の一人ヤコブは、これら民族について詳しく述べ、実際にはその他、多くの民族が存在していたものの、神の民に友好的であったグループをニーファイ人と呼び、一方神の民に対抗していたグループをレーマン人と呼んだと記録しています(ヤコブ書1:13-14)。この預言者ヤコブの後の記録者は、ほぼこの民族の分類に従って記録しています。

ニーファイの大版

ニーファイの大版には、モルモンが作った抄録とモルモン自身の記録が含まれており、そのため、この書物がモルモンと名づけられる由来となりました。モルモンは民族の記録とその歴史の概略を作りました。この大版には、モルモンの作った抄録を紹介するモルモンの言葉からモルモン書7章までが含まれます。大版の記録の年代は、紀元前約130年から紀元後およそ400年の間の出来事が記録されています。この記録には多くの伝道事業と戦争が記録されています。預言者アルマとそのアルマ(息子)がこの歴史の最初の部分の主要人物です。父のアルマは別の預言者アビナダイによって改宗しました。父子ともにアルマは偉大な宣教師になり、彼らの時代に多くのレーマン人が主に改宗しました。この義の時代が過ぎ去り、戦争が続発し、市民戦争、反乱でニーファイ人はほぼ壊滅に近い状態に追い込まれました。ヒラマン書には、ニーファイ人がガデアントン強盗団と呼ぶ秘密犯罪組織が政府の打倒をもくろみ、全域を混乱に陥れた出来事が書かれています。

戦争と自然現象による大規模な壊滅を受け、多数の死者を出した後、モルモン書の中では、おそらく最も重要な瞬間が訪れます。それは救い主イエス・キリストが復活したある時点で、救い主がこのニーファイの民に現れ、多くの日にちを費やして福音を教え、病気や負傷している人々を癒され、この民を導くキリストの弟子達に神権を与えられたことが書かれています。この物語はニーファイ第三書の11章から30章に記録されています。イエス・キリストはニーファイ人に現れた時に、このように宣言されました。:

「見よ、わたしはイエス・キリストであり、世に来ると預言者たちが証したものである。
見よ、わたしは世の光であり命である。わたしは、父がわたしに下さったあの苦い杯から飲み、世の罪を自分に負うことによって父に栄光をささげた。わたしは世の罪を自分に負うことによって、初めから、すべてのことについて父の御心に従ってきた。」

~ニーファイ第三書11:10-11

それからキリストは、各人前に進み出て彼を見、一人一人、すべての人が彼を見るまで民を促し、キリストの手のひらと足にある釘の跡に触れ、主のわきに手を差し入れ、彼こそが人類の救い主であることを自分で確認するように招きました。イエスはその後、ニーファイ人に福音や神の王国に関する多くの教えを施されました。そしてイエスは、古代エルサレムに設立されたと同じ教会を設立された後、昇天されました。キリストの義しい弟子たちは、彼らを囲んでいるすべての人々の多くが改宗するまで教えを伝えました。こうして四代にわたる人々が普遍の平和と義を味わいました。

何百年かの後、この民は再び悪行に励むようになりました。そして、モルモンは最後の義しいニーファイ人が殺される前に、モルモンの記録を収録するように神から命令されました。モルモンはやがてこの記録を息子のモロナイに託し、彼が歴史の記録を書き終わり、救い主とその福音についての教えを書き加えました。モロナイはこの記録を読むすべての人に、キリストの下に来るように招いています(モロナイ10:32-33)。

エテル書

モロナイはこの記録を完結する前に、ニーファイ人が到着する以前に栄えていた民族の預言者エテルが書いた記録を挿入しています。この民はヤレド人と呼ばれ、バベルの塔の時代に由来する民族でした。ヤレド人はリーハイの家族の一行がアメリカ大陸に来る何千年も前に移住してきた人々です。神はこのヤレド人にも多くの義しい預言者を送られましたが、リーハイの移住団が到着する以前に、市民戦争のためにヤレド文明は既に滅亡していました。ヤレド民族最後の預言者エテルが書いた記録は、その民の簡単な歴史で、後世の民族社会で発見され、翻訳されたものです。この記録には多くの予言と教えが含まれています。

モルモン書の主要な教え

モルモン書が教えているほど内容が豊かで、同時に複雑な本を簡単な概略で伝えることは、ほぼ不可能に近いことです。この項ではいくつかの主要な原則をモルモン書の中から引用し、モルモン書が回復したキリストの教えやその教えを確認している箇所を紹介します。

は存在する:

「まことに、万物は神がましますことを示している。まことに、大地も、大地の面にある万物も、大地の運動も、また各々の整然と運行しているすべての惑星も、それらのすべてが至高全権の創造主がましますことを証している。」(アルマ30:44)

イエスは キリストであり、世の救い主 である:

「わたしたちはキリストのことを話し、キリストのことを喜び、キリストのことを説教し、キリストのことを予言し、また、どこに罪の赦しを求めればよいかを、わたしたちの子孫に知らせるために、自分たちの預言したことを書き記すのである。」(ニーファイ第二書25:26)
「見よ、わたしはイエス・キリストであり、世に来ると預言者たちが証した者である。見よ、わたしは世の光であり命である。わたしは、父がわたしに下さったあの苦い杯から飲み、世の罪を自分に負うことによって父に栄光をささげた。わたしは世の罪を負うことによって、初めから、すべてのことにういて父の御心に従ってきた。」(ニーファイ第三書11:10-11)

悔い改めの重要性と必要性:

「これから述べるのがわたしの教義であり、父がわたしに与えてくださった教義である。わたしは父のことを証し、父はわたしのことを証され、聖霊は父とわたしのことを証する。父は、どこにいる人でもすべての人に、悔い改めてわたしを信じるように命じておられることを、わたしは証する。」(ニーファイ第三書11:32-33)

恵みの本当の特質:

「わたしたちは子孫と同胞に、キリストを信じ、神と和解するように説き勧めるために、熱心に記録し続けようと努めている。それは、わたしたちが最善を尽くした後、神の恵みによって救われることを知っているからである。」(ニーファイ第二書25:23)

信仰悔い改めバプテスマ及び聖霊の賜物は神への道:

「したがって、わたしがあなたがたの主であり贖い主である御方の行われることを先見して、これまで語ってきたことを、あなたがたも行いなさい。これらのことがわたしに示されたのは、あなたがたが入らなければならない門を知ることができるようにするためである。あなたがたが入らなければならない門とは、悔い改めと、水によるバプテスマである。そうすれば、火と聖霊によって罪の赦しが与えられる。」(ニーファイ第二書31:17)

人は 選択の自由がある:

「覚えておきなさい。わたしの同胞よ、覚えておきなさい。滅びる者は自分で滅び、罪悪を行う者は自分でそれを行うのである。なぜなら、あなたがたは自由であり、あなたがたは随意に行動することを許されているからである。見よ、神はあなたがたに知識を与えて、あなたがたを自由にしてくださったからである。」(ヒラマン書14:30)
「そのため、人は肉においては自由であり、人のために必要なものはすべて与えられる。そして人は、すべての人の偉大な仲保者を通じて自由と永遠の命を選ぶことも、あるいは悪魔の束縛と力に応じて束縛と死を選ぶことも自由である。悪魔は、すべての人が自分のように惨めになることを求めているからである。」(ニーファイ第二書2:27)

神は常に 預言者を送られる:

「また神は、キリストが来られることを御自身の口を通して、預言者たちに宣言された。見よ、いろいろな方法によって、神は人の子らに善いものを明らかにされた。そして、善いものはすべてキリストから来る、そうでなければ、人は堕落した状態になったので、善いものはまったく人に及ばなかったことであろう。」(モロナイ書7:22-23)

神の民、イスラエルは、再び集められる

「さて見よ、わたしはあなたがたに言う。主が御自分の知恵で、これらの御言葉を御自分の言葉のとおりに異邦人にあきらかにするのがふさわしいと見なされるときに、あなたがたは、御父がイスラエルの子らと交わされた聖約、すなわち彼らが自分たちの受け継ぎの地へ回復されることについての聖約が、すでに果たされ始めていることを知るであろう。」(ニーファイ第三書29:1)
「まことにそのときに、イスラエルの聖者は海の島々を思い起こされる。そして主は、預言者ゼノスの言葉のように、“わたしはイスラエルの家に属する民を、すべての地の四方から集めよう”と言われる。」(ニーファイ第一書19:16)

以上の簡略な引用は、モルモン書がイエス・キリストとその福音について力強い明瞭な教えを治めていることを示しています。モルモン書には、預言者ジョセフ・スミスが述べたように、「もし人がその教えに従うならば、人を神に近づけることができる」その他多くの教えがあります。前の教会大管長(第15代)のゴードン・B・ヒンクレー大管長はモルモン書が真実であることを次のように述べました。:

「わたしは皆さんに,何のためらいもなくはっきりと約束します。これまでに何度読んだかに関係なく,皆さん一人一人がこの簡単なチャレンジを実行するなら,皆さんの生活や家庭の中に,さらに豊かに主の御霊が注がれるようになるでしょう。そして,主の戒めに従って歩もうとする決意が強められ,神の御子が確かに生きておられることがさらにはっきりと分かるようになることでしょう。」 (リアホナ、2005年8月、6)

モルモン書は真実でしょうか?

アメリカ大陸に住んでいた古代の預言者によって書かれたモルモン書はこの本自体が、主イエス・キリストの永遠の福音が完全に含まれている真実の書物であると宣言している通り、それを読者が自分で発見するようにチャレンジしています。

モルモン書の最後の書、モロナイ書10:3-5には次のように書かれています。:

「見よ、わたしはあなたがたい勧めたい。あなたがたにとってこの記録を読むことが、神の知恵にかなうようであれば、あなたがたはこれを読むときに、アダムが造られてからあなたがこれを受けるときまで、主が人の子らにどれほど憐れみをかけてこられたかを思い起こし、それを心の中で深く考えてほしい。
また、この記録を受けるとき、これが真実かどうかキリストの名によって永遠の父なる神に問うように、あなたがたに勧めたい。もしキリストを信じながら、誠心誠意問うならば、神はこれが真実であることを、聖霊の力によってあなたがたに明らかにしてくださる。
そして聖霊の力によって、あなたがたはすべてのことの真理を知るであろう。」

この聖句は、真理を熱心に求める人が、どのようにすれば、自分でこの書物が述べている通りであるかどうか分かるかを説明しています。モルモン書を読み、そこに書かれている言葉を瞑想し、熱心に心を開いて祈るならば、すべての人がモルモン書が真実であることを知ることができるようになります。モルモン書の終わり近くのくだりで、読者は「信仰が試されてからでなければ、証は得られない」(エテル書12:6)と説明しています。

もしこの書物が真実であるなら、ジョセフ・スミスは真実の神の預言者であったことが分かります。また教会は預言者ジョセフ・スミスを通して回復され、末日聖徒イエス・キリスト教会は、神の子羊、イエス・キリスト再降臨に世界を備えるために再び地上に回復された髪の王国であることも分かります。

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