バビロン
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バビロンは、古代バビロン帝国の首都であり主要都市でした。
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バビロン帝国
アッシリアがイスラエル王国を征服して間もなく、アッシリア帝国が崩壊し始める一方、カルデア帝国とバビロン帝国が台頭しました。紀元前690年、エジプトとメディアの同盟国バビロニアは、アッシリア帝国の首都ニネベを征服しました。バビロニアの王はナボポラッサー王で、バビロンの黄金期を築いたネブカドネザル王はその息子でした。征服した国々からの捕囚を奴隷として、ネブカドネザル王は、バビロンの首都を世界で最も偉大な都市とする建設計画に着手しました。
バビロンの都市
ユーフラテス川岸に建設されたバビロンは、前代未聞の最も壮大な都市を抱えていました。征服と交易を通して世界の富がその宝庫に流れ込みました。エレミヤは、「全世界の賛美の的」(エレミヤ51:41)と呼びました。またイザヤは、「バビロンは国々の中で最も麗しく/カルデア人の誇りであり栄光であった」(イザヤ13:19)と書いています。考古学者らは城壁は焼いたれんがとアスファルトで造られ、その厚さが7mあったことを発見しました。また城壁内部は砂が充填され長さ21m、内部保護壁の厚さが13.4mだったと記録されています。また城壁のれんがは、美しい色彩で彩られていました。これらの城壁は都市全体を囲み、一辺が2.25km(全周囲9km)でした。[1] (これと比較し、エルサレムの城壁は、約1.6kmに及びました。)
バビロンの都市はその美しさ、特にネブカドネザル王がその妻のために作った空中庭園でよく知られています。これらの空中庭園は、古代世界の七不思議のひとつに数えられています。ネブカドネザル王の妻となったペルシャの王女アミティスは、ペルシャの山稜地から嫁いできたため、バビロンの平坦で乾燥した地域にうんざりとしました。このためネブカドネザル王は、彼女のために各辺が約122mある人口の山を建設しました。その山にはテラスが設けられ、高さは約91.5mあり、その頂上は城壁の上に見えたと伝えられています。各層は厚さ6.7mの壁で囲まれていました。またテラスは、アーチ上の橋の上に築かれ、各テラスごとに階段と庭が作られていました。アーチの上には大きさ4.8mX1.2m四方の石が並んでいました。この山の近くにユーフラテス川からの水が流れ、機械によって、その水をテラスに引き込んでいました。木々が植えられ、植物が山からぶら下がっているように見えたため、空中庭園と呼ばれました。[2]
バビロンの邪悪
バビロンの市民と統治者は、極めて邪悪な人々で、バビロンは悪と肉欲と世の悪にふける社会でした。[3] 著者ウィル・デュラントは、「アレキサンダー大王でさえ飲酒にふけったことはなく、バビロンの倫理には愕然としていた」と書いています。[4]また別の著者ファロウズは、その市民は、「自己陶酔にふけりと柔弱だった」と記しています。さらにカーティスは「あらゆる人間関係を金で手に入れることができ」、「もてなしの典礼は、もっとも下品で恥を知らない色情で汚れていた」上に、「あらゆる快楽は酒で酔うことが伴うのが当たり前だった」と書いています。[5]
バビロン捕囚
バビロンはイスラエルと義の正反対の立場にありました。3度にわたる包囲で、その度ごとに激しさが増し、バビロンはユダ王国とエルサレムを征服し、最も優秀で聡明な市民を連れ去っていき、捕囚とならなかった他の人々は殺戮されました。モルモン書は、この市民のうち、アメリカ大陸へ逃れたでわずかの者たちのことが記録されています。すなわち、ユダ王国のゼデキヤ王の息子ミュレクと彼に従う者、そして預言者リーハイの一行です。
ユダ王国は、バビロンとエジプトとの間の権力抗争に巻き込まれ、捕囚の前にはユダはエジプトの庇護を受け、重い税金を払っていました。バビロン軍がカルケミシでエジプト軍を破ったのは紀元前605年のことで、ユダ王国はバビロンの属国となりました。エホヤキム王は、ユダを解放しようとする前にバビロンに3年間貢物を払いました。彼は第一次の包囲で殺され、ユダ王国の才能に恵まれた人々のほとんどが追放されました。次の王の時代、邪悪な心と反逆精神は高まっていきました。残るユダ王国が崩壊しはじめた後エルサレムを攻撃したバビロン帝国はユダ王国を征服し破滅をもたらしました。さらに飢饉のため収穫できず、野生動物が村々を脅かし、エルサレム包囲の結果に拍車を掛けました。ref>旧約聖書生徒用資料、列王記上からマラキ書.</ref>
悪と世の汚れの象徴としてのバビロン
新約聖書の時代のみたまに満たされた人々は、霊的な混乱や暗闇を広めることに加担する力はなんであれ、「バビロン」という名を使って形容していました。(黙示録17; 18; 教義と聖約29:21; エゼキエル38; 39)。教義と聖約は、「バビロン」という用語を世の悪の形容として使っています。(教義と聖約1:16; 35:11; 64:24; 133:14.)
バビロン陥落
バビロンは、突如ペルシア軍の手に落ち、完全に破壊されました。帝国の黄金時代は長続きせず、わずか70年余りでした。キリストがこの地上を納めるために再び降臨される時、「バビロン」はこの度は永遠に没落します。それはキリストが再臨される時には、あらゆる悪が完全に破壊されるからです(再降臨参照)。紺にh氏主の僕らは、バビロンから出てくるよう人々に 悔い改め、救われるよう呼びかけています。黙示録で述べられているように、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」(黙示録17:5)は、倒れるのです。黙示録で天使がバビロンの陥落を次のように宣言しています。「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。その不品行に対する激しい怒りのぶどう酒を、あらゆる国民に飲ませた者」(黙示録14:8)
